在学生インタビュー

桝屋 雅文 さん

法律を軸に、強固なセキュリティと従業員が働きやすい環境を両立させる方法を考えていく。

情報セキュリティを技術だけで守ろうとすると
行き過ぎが心配

高校時代から「新しい情報技術を法律のなかでどう扱うか」に関心があり、大学でも「情報法」を専攻しました。卒業後は、ある大学院に進学しましたが、そこは技術研究が中心。情報セキュリティは技術の管理・運用をしっかり考えないと、行き過ぎの懸念もあると感じました。そんなとき、大学時代の教授にこの大学院を紹介され、マネジメントから法律まで幅広く学べる点に興味を感じて入学しました。

企業の情報保持と従業員の個人情報保護をうまく両立させた考え方や仕組みづくりを

研究テーマに予定しているのは、企業が守るべき情報と、従業員の個人情報保護を両立させる考え方や仕組みをつくれないか、ということ。法律、経済、歴史など幅広い視点で情報セキュリティを考える「セキュア法制」をはじめ、バランスのとれたカリキュラムで視野を広げながら、最終的には自分の専門である法律の視点を軸にまとめたいと思っています。

今、社会で起こっているリアルな話を先生や社会人の在校生から聞ける

私は社会経験がないので、企業でも活躍していた先生による実務に即した講義も、興味深いですね。さらに在校生の多くが企業で働く社会人。議論の場でそれぞれの体験を聞くと、今の社会や企業で情報セキュリティがどうとらえられているか、管理や運用がどうなっているのか分かってきます。

桝屋 雅文 さん
新潟大学法学部法政コミュニケーション学科(所属:法情報学ゼミ)卒
2006年4月入学
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