在学生インタビュー

高尾 美由紀 さん

規格の標準化も視野に、ビジネスで使える信頼のおける電子署名の実現をめざしています。

生まれたばかりの最新のビジネスモデルがすぐ授業のテーマに

B2Bシステムを担当していますが、B2Cと大きく違うのは法的・制度的な裏づけを利用者から非常に厳しく求められることです。この大学院では「Second Life」や「YouTube」、RMT(リアルマネートレード)などの法的解釈や問題点などについて、世間よりもかなり先行して取り上げられます。研究分野の第一人者から世界のネットビジネスの最前線について学べることは、仕事にも大いに役立ちますね。

電子署名に法的根拠を持たせる、
規格の標準化をめざす

最近、内部統制が大きな話題となっていますが、企業システムにおいては「内部のデータは法制度面から見て信頼できるものか」が大事なポイントとなってきています。しかし電子データを法的証拠として使うには、非常に高い完全性・機密性が求められます。現在の研究テーマは、そうした法的証拠力を与える有力な技術である電子署名。電子署名を使用したシステム構築のガイドラインについて提案したいと考えています。

携帯情報端末を使って、
空き時間にレポートの下書きも

仕事と研究の両立のコツは時間を有効活用すること。通学中に携帯情報端末を使ってレポートの下書きをしたり、大学院のホームページからダウンロードした教材を読んでおくと、授業は積極的に発言できる準備が整います。そうした学びやすい環境づくりも大事だと思いますよ。

高尾 美由紀 さん
早稲田大学教育学部卒業
みずほ情報総研株式会社勤務
2006年4月入学
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