在学生インタビュー

丹羽 雅哉 さん

リソース不足や仕様の混在など課題が山積みのIoT。
それらに有効なセキュリティ対策を検討しています。

サービス全体を見通せる人材への成長を目指して入学

入社以来、セキュリティ関連の部署でシステム基盤の開発と導入、維持管理などを担ってきましたが、近年はウエアラブルデバイスをはじめIoT導入の検討機会も増えています。しかし現状では自社サービスの構築からコンサルとして行う他社のサービス構築まで、サービス全体を貫くセキュリティ設計への対応は不十分で、IoTも含む全レイヤを通じたセキュリティ検討が進んでいません。 私はセキュリティの観点でサービス全体を見通すことのできる人材を目指し、IISECで情報セキュリティ全般を学んだ上で、機器認証など特定分野を突き詰めたいと考えました。

IoTとシステム間の機器認証のセキュリティを研究

IoTのセキュリティはデバイスのリソース不足で十分なセキュリティ対策が難しいことや、通信プロトコルや出力ログなどが異なる多様なデバイスが混在するなど、システムとしての管理を困難にする課題が山積みです。 私は「セキュリティバイデザイン」がテーマの大久保研究室で、そうした課題に対する有効なセキュリティ対策を検討中です。 修士論文はIoTとシステム間の機器認証について検討する予定で、修了後も実践を重ね、IoTセキュリティの有識者と呼ばれるよう努力したいと考えています。

最先端の知識や人脈で自己成長のチャンス

IISECの魅力は、様々な分野の第一線で活躍する方々が専任講師や外部講師となり、業界セミナーでも聞けない最先端の知識や新たなビジネスの着眼点などを学べることです。 在学生の皆さんも多様なバックグラウンドや得意分野を持たれており、演習でのディスカッションや普段のコミュニケーションも刺激的で勉強になります。 さらに卒業生とも深いつながりができ、自分を成長させるチャンスに満ちています。 ここで身につけた知識・技術、人脈はソフトウェア開発、サービスやソリューションの考案や提案などすべての業務に活かせると思います。

丹羽 雅哉 さん
NTTテクノクロス株式会社勤務
2017年4月入学
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