情報セキュリティ大学院大学では、大学院における正規課程での教育プログラムとは別に、これまで取り組んでまいりましたいくつかの入門者向け教育メニュー、企業様向け集中講座等を統合し、さらに新たなメニューを加え、2016年度より、「短期再教育プログラム－社会人のためのセキュリティ講座－」としてスタートいたしました。
このプログラムは、自己研鑽として情報セキュリティの基礎を身につけたい、現在の業務を続けながら自分のスキルの幅を広げたい社会人の方、あるいは、社員研修の一環としてリテラシーレベルのセキュリティの基礎を身につけさせたい、特定のセキュリティ分野に関する技術、知識、スキルを向上させたいとお考えの企業・官公庁等の教育・研修ご担当者様のニーズにお応えし、それぞれ、一般社会人向け講座、法人様向け講座として開講いたします。
本講座は“情報セキュリティスペシャリスト試験”や“情報セキュリティマネジメント試験”など情報セキュリティ関連の試験対策や資格取得に役立ちますので奮って受講いただくようお願いいたします。

詳細は下記各講座のホームページをご覧ください。

「実践サイバーレンジ演習」

2016年度後期は「実践サイバーレンジ演習」と題して、大日本印刷株式会社およびその子会社である株式会社サイバーナレッジアカデミーと共同で、インシデントレスポンスのための実習講座を開講いたします。この講座では、サイバー攻撃の傾向や攻撃手法を学んだ後、イスラエルIAI社開発の世界屈指のサイバー攻撃対策要員養成システム「TAME Range」を使用してインシデントレスポンススキルを習得していただきます。CSIRTご担当を始め、サイバー攻撃対応にあたられている技術者の方のご利用をお勧めいたします。

実践サイバーレンジ演習（座学講座+ハンズオン講座）
以下の3科目を開催予定です。

• アタック１（不正侵入）（2016年11月開講）
• アタック２（Web系攻撃）（2016年12月開講）
• アタック３（標的型攻撃）（2017年1月開講）

内容詳細はこちら

「情報セキュリティ入門講座」

これから情報セキュリティを学ぼうと考えておられる社会人向けの総合的入門講座です。情報セキュリティ「超入門」と情報セキュリティ「初級」の二つを開催いたします。
「超入門」では情報セキュリティの概要の習得を目的としています。「初級」では「超入門」から一歩進んで、情報セキュリティを実践する上で必要な基礎知識を技術および管理・法制度の両面から総合的に理解することを目指します。
なお、本学は2015年度にオンライン大学講座gaccoを利用して、情報セキュリティ「超入門」および情報セキュリティ「初級」の2科目を開講いたしました。両科目とも多くの方に受講いただき好評を得ました。本講座ではこの2科目の内容についてgaccoと同一の講師陣がより分かりやすく解説いたします。

• 情報セキュリティ「超入門」（2016年4月開講）
• 情報セキュリティ「初級」（2016年5月開講）

内容詳細はこちら

「サイバーセキュリティ技術講座」

企業等で情報セキュリティを担当している方を対象に、機密情報漏えいなどサイバー攻撃の脅威から企業等を防御するための実践的な知識やスキルを身につけることを目的とした、実習中心の講座です。2016年度前期は下記の4科目を開催いたします。なお、各科目は独立に受講いただけます。

• サイバー攻撃と防御技術入門（2016年4月開講）
• ネットワークセキュリティ技術基礎演習（2016年5月開講）
• Webアプリケーション検査基礎演習（2016年5月開講）
• デジタルフォレンジック入門（2016年7月開講）

内容詳細はこちら

「サイバーセキュリティ企業向け集中コース」

このコースは法人様毎にコースのご案内と受講の申し込みをしていただくものです。一般社会人向け講座に近いテーマを扱いますが、より充実した内容を短期間で集中的に開催いたします。

• 2015年度開講講座
  2015年度　サイバーセキュリティ企業向け集中コース「CSIRT構築に向けて」　2015年11月～12月
• 2016年度の実施予定
  2016年度　サイバーセキュリティ企業向け集中コース「CSIRT構築に向けて」　2016年5月～6月

「特定分野のカスタマイズ講座」（法人様向け講座）

セキュアプログラミング、ネットワークセキュリティ等の特定分野について、対象者、期間等のご要望をお伺いしたうえで、座学、実習等を組み合わせ、お問合せいただいた企業・官公庁様向けの個別の研修メニューを作成いたします。