セキュリティ/リスクマネジメントコース

セキュリティ/リスクマネジメントコース

セキュリティ/リスクマネジメントコース
(Security & Risk Management)

適切なセキュリティ投資・対策・監査で、ITリスクの脅威から組織を守る

コース概要

本コースでは、情報セキュリティリスクのマネジメントについて専門的な知識と応用力を身につけ、自ら率先して組織を動かすリーダーとして活動する人材の育成を目標としています。生き残りと発展を遂げるために組織が取り組むDXの成功のためにも、変革に伴う情報セキュリティリスクを適切に把握し対応するマネジメント力が不可欠です。その中には、人間の心理や行動を理解し、セキュリティ行動を後押ししたり、効果の高い教育を構築・実践する方法を開発するなど、幅広い分野についての知識が含まれます。企業・組織等で、リスクマネジメントやガバナンス、人材育成や教育研修、新規事業開発、情報通信技術の利活用、コンサルティング等の業務に従事されている方、あるいは従事することを目指している方に、基礎知識とそれを応用し実践に生かす能力を身につけていただきます。

研究キーワード

リスクマネジメント、ガバナンス、セキュリティ行動と心理、リスク学習プログラム、セキュリティ行動規範作成、リスク分析、リスク戦略、リスク評価、ISMS、BCP/BCM、組織行動、レピュテーションコントロール、セキュリティ教育 他

修士論文イメージ

組織(企業)活動における事件・事象あるいは現象面からリスクをマネジメントおよびガバナンスする課題について、実証分析をベースに分析、提言などを論文スタイルにまとめて提出します。論文は、アカデミックな観点も重要ですが、社会における実証的な分析、組織(企業)への実践的な価値など多面的に考察しながら作成します。

コースリーダーからのメッセージ

藤本 正代 教授
外部からのサイバー攻撃や内部犯罪など、あらゆる組織において多様化し複雑化している情報セキュリティリスクといかに向き合うかが、経営の重要課題になっています。さらに、近年はAI、IoT、5Gなど、情報通信技術の進展がめざましく、社会経済活動が大きく変化する時代に差し掛かっています。どのような組織も、それらを積極的に活用し、リスクを取って新たな挑戦をしなければ生き残ることは難しいでしょう。そのためには、経営の重要課題の一つとして情報セキュリティ戦略を位置づけ、必要な知識を習得し応用展開することが成長戦略の鍵になると考えています。

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