NEWS RELEASE

2008年1月31日

報道機関各位

第4回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定
大阪学院大 笠原教授、メディアスティック宮内社長ほか4名
3月4日(火) SECURITY SHOW 2008にて表彰式と受賞記念講演

情報セキュリティ大学院大学(学長:辻井重男 所在地:横浜市神奈川区鶴屋町)は、第4回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者6名を決定いたしました。

情報セキュリティ文化賞は、わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じて、自治体、企業などの組織における情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、本学が2005年2月に制定したものです。本事業を継続することによって、情報セキュリティ文化についての関心を喚起し、わが国の生活・経済・産業基盤を支える自治体や企業など様々な組織の中で中核となりうる有為な情報セキュリティ人材の育成に繋げていくことを企図しております。

来る3月4日(火)、東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOW 2008(主催:日本経済新聞社)のプログラムの一環として、表彰式と受賞者の方々らによる記念講演が午後3時より行われ、受賞者には表彰状と記念のトロフィーが授与されます。

概要は以下のとおりです。

第4回情報セキュリティ文化賞実施概要

1. 名称
第4回情報セキュリティ文化賞
2. 運営
主催 情報セキュリティ大学院大学
協力 日本経済新聞社
後援 総務省、文部科学省、経済産業省
3. 表彰対象
(1) 自治体、企業、団体等で、CISO(Chief Information Security Officer)等として情報セキュリティに関し経営的な視点から先導的役割を果たされた個人、または
(2) 情報セキュリティに関わる学術・法制度の研究、啓発・普及、あるいは人材育成などの面で社会的意義の高い貢献をされた学識経験者等
4. 審査委員(五十音順、敬称略)
岡崎  洋  NPO情報セキュリティフォーラム理事長(前神奈川県知事)
岡崎 浩巳  総務省大臣官房総括審議官
木村 雅昭  経済産業省商務情報政策局審議官
関口 和一  日本経済新聞社産業部編集委員
辻井 重男  情報セキュリティ大学院大学学長
寺島 実郎  財団法人日本総合研究所会長
土居 範久  中央大学教授
藤木 完治  文部科学省大臣官房審議官
藤原武平太  独立行政法人情報処理推進機構理事長
松井 哲夫  総務省大臣官房審議官
宮崎  緑  千葉商科大学教授
宮原 秀夫  独立行政法人情報通信研究機構理事長
5. 選考方法
自薦・他薦による公募および審査委員からの推薦に基づいて、審査委員会において審議・決定した(1月10日)。
6. 第4回受賞者(6名)(五十音順)
大木栄二郎(おおきえいじろう)氏
工学院大学情報学部教授 IBMビジネスコンサルティングサービス顧問
表彰理由:情報セキュリティマネジメントや情報セキュリティ監査の基礎理論研究と実践研究を踏まえ情報セキュリティコンサルティング分野の発展に寄与される一方、情報セキュリティ対策ベンチマーク策定やその後の普及活動にも尽力され、近年は、日本セキュリティ監査協会の公認情報セキュリティ主席監査人として保証型情報セキュリティ監査のフレームワーク策定において中心的な役割を果たされるなど、わが国の情報セキュリティの発展に多大な貢献をされたこと。
大山永昭(おおやまながあき)氏
東京工業大学像情報工学研究施設教授
表彰理由:政府の情報セキュリティ関連各委員会等において、住基ネット、医療情報ネットワーク等に関する課題抽出・評価・解決方法等について技術的側面のみならず運用管理・法制度面を含めた幅広い観点からの検討に尽力されたほか、各府省CIO補佐官等連絡会議メンバー、公的個人認証サービスの利活用のあり方に関する検討会座長としても中心的役割を担われるなど、わが国の電子政府・電子自治体における情報セキュリティ政策に多大な貢献をされたこと。
笠原正雄(かさはらまさお)氏
大阪学院大学情報学部教授
表彰理由:わが国における暗号理論、符号理論研究の泰斗として、アレー符号化並びに二重拡大BCH符号化の提案、ユークリッド復号法の発見、HP暗号、多次多数暗号の提案等、顕著な業績を残されているほか、近年、理論・実用両面で注目を集める楕円暗号の研究基盤の構築、普及、発展に寄与される一方、情報通信倫理研究専門委員会委員長、IEEE SIT Society日本支部長として、技術倫理の確立・啓発に尽力されるなど、情報セキュリティの発展に多大な貢献をされたこと。
松本勉(まつもとつとむ)氏
横浜国立大学大学院環境情報研究院教授
表彰理由:80年代後半に今井秀樹氏とともに提案した暗号鍵共有方式KPSがその実質的安全性への高い評価により現在ICカードをはじめ幅広く実用化されているほか、各種生体認証技術の安全性検証研究によって同分野における客観的な評価技術の進歩に貢献する一方、CRYPTREC暗号技術検討会メンバー、同暗号モジュール委員会委員長、ボット対策プロジェクト評価委員等として政府の取組へも寄与し、わが国における情報セキュリティ向上に顕著な功績をあげられたこと。
宮内淑子(みやうちよしこ)氏
メディアスティック株式会社 代表取締役社長
表彰理由:ストレスフリーかつセキュアなモバイル−ユビキタス環境の創造を目指し設立したメディアスティック株式会社の代表取締役社長として、モバイルビジネスの方向性に大きな影響を与えた2次元バーコードを始め、個人情報の分割暗号化によるデータベース技術「データジグソー」等の開発を牽引する一方、科学技術・学術審議会専門委員、電子自治の推進に関する懇談会委員等としての活動を通じ、情報セキュリティ環境の高度化に多方面にわたり寄与されたこと。
山田知(やまださとる)氏
西宮市長
表彰理由:西宮市のCISOとして、情報セキュリティ委員会と連携し、国際標準規格に準拠した情報セキュリティマネジメントシステムの構築や内部監査の徹底等を含め、物理的・技術的・環境的等さまざまなセキュリティ対策や職員への研修・教育等に尽力されるとともに、阪神・淡路大震災での被災経験を生かし職員自らの手により構築された震災業務支援システムを全国の自治体が無償で入手・構築できるよう整備する等、範として電子自治体の推進に貢献されたこと。
7. 表彰式および講演会日時・会場
日時:2008年3月4日(火) 15:00〜17:00
   ・主催者挨拶 辻井重男(情報セキュリティ大学院大学長)
   ・受賞者講演(パネル討論)および表彰
   <パネル討論テーマ>  コーディネーター:日本経済新聞社 関口和一氏
   「(仮)新世代ネット時代の情報セキュリティ」
会場:東京ビッグサイト西ホールアトリウム内特設ステージ(東京都江東区有明3-21-1)
   ※SECURITY SHOW 2008(主催:日本経済新聞社)プログラム内で開催

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