在学生インタビュー

井上 明子 さん

誰でも安心して利用できる携帯電話メールサービスにしたい。

迷惑メールを減らすための対策とは?

業務で携帯電話でのメールを中心とした違法・有害情報対応などに携わっているため、今は迷惑メールに関する法制度を中心とした対策を研究。しかし違反者への罰則強化だけでは不十分で、行為の抑制に向けて、心理学なども含めた総合的な視野が必要だと感じています。この大学院は技術系からマネジメント系まで幅広い科目が用意され、「暗号技術が日常生活にどのように活用されているのか」など改めて気づく内容も多く、研究に役立っています。先生も企業での実務経験を生かし、学問と世の中の動きをうまく連携させた指導をしてくれますね。

多様な視点が自然に身についた

「ISSスクエア」では年齢が違う東京大学や中央大学の現役学生と一緒に学び、「ユーザの立場はこうなのか」と、気づかされる点も多くありました。マネジメント系の科目も、多様な視点の大切さを学ぶきっかけに。仕事で新しいサービスなどを立ち上げる際、「この観点からは大丈夫だろうか」と、以前とは他と違った見方で評価するようになりました。

自分の仕事状況を上手にアウトプット

平日に授業がある日は、18時頃に職場を退出。そのため、仕事の進み具合、明日に回すもの、残る人に引き継ぐもの…と、仕事状況のアウトプットと情報共有を重視しています。この大学院では社会の様々な分野に関わる「情報セキュリティ」の知識が学べ、多様な人材と交流するチャンスもあります。関心が少しでもあるなら、迷わず門をたたいてほしいですね。

井上 明子 さん
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ勤務
2008年10月入学
在学生インタビュー一覧に戻る