特設講義(脅威分析とリスク波及評価)(後期2単位)

教授 大久保 隆夫

1.授業のねらい

システムやサービス、製品の開発、運用における幅広いリスクに対応するため、セキュリティ脅威、リスクについての分析手法と、
セキュリティ脅威がもたらす災害リスクや経済リスク、国際関係などのグローバルリスクへの影響の波及評価手法について学ぶ。

2.到達目標

セキュリティの脅威分析、リスク評価手法について理解し、実施できる。また、災害などの波及シミュレーション、グローバルリスクについて理解でき、
それらをセキュリティ脅威の波及評価手法に関連して実施できる。かつ、リスクに対応するために必要な手順、準備について知ることができる。

3.授業計画と開講形態

授業は、原則教室で行う。
演習環境は各自のPCで行う。

第1回 イントロダクション(担当:大久保)
第2回 セキュリティ・バイ・デザイン(座学)(担当:大久保)
第3回 脅威分析(座学)(担当:大久保)
第4回 セキュリティリスク評価(座学)(担当:大久保)
第5回 脅威分析演習(1)(担当:大久保)
第6回 脅威分析演習(2)(担当:大久保)
第7回 セキュリティリスク評価演習(1)(担当:大久保)
第8回 セキュリティリスク評価演習(2)(担当:大久保)
第9回 社会セキュリティの考え方(座学)
第10回 ダイナミックシミュレーション演習
第11回 シナリオ作成演習
第12回 社会リスク (座学)
第13回 社会リスクへの影響を考慮したリスク評価演習
第14回 グローバルリスク(座学)
第15回 OSINT(座学)

4.教科書(学生が履修するにあたって必携のもの)

特になし。

5.参考書

随時、講義中に紹介する。

6.関連科目

7.成績評価の方法と基準

演習の結果をまとめたレポートにより評価する(90%)。
なお、講義への積極的な参加も評価対象とする(10%)。
成績表示は、A(優)-B(良)-C(可)-D(不可)とする。