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2019年2月12日
第15回「情報セキュリティ文化賞」受賞者を決定いたしました
第15回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定。
石井徹哉氏、中島明日香氏ほか3名。
3月6日(水) SECURITY SHOW 2019にて表彰式と受賞記念講演。
情報セキュリティ大学院大学(学長:後藤厚宏 所在地:横浜市神奈川区鶴屋町)は、第15回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者5名を決定いたしました。
情報セキュリティ文化賞は、わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、本学が2005年2月に制定したものです。本事業を継続することによって、情報セキュリティ文化についての関心を喚起し、わが国の生活・経済・産業基盤を支える自治体や企業など様々な組織の中で中核となりうる有為な情報セキュリティ人材の育成に繋げていくことを企図しております。
来る3月6日(水)、東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOW 2019(主催:日本経済新聞社)のプログラムの一環として、表彰式と受賞者の方々らによる記念講演が12時40分より行われ、受賞者には表彰状と記念のトロフィーが授与されます。
概要は以下のとおりです。
第15回情報セキュリティ文化賞実施要領
- 1. 名称
- 第15回情報セキュリティ文化賞
- 2. 運営
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主催 情報セキュリティ大学院大学
協力 日本経済新聞社
後援 文部科学省、総務省、経済産業省 - 3. 表彰対象
- 4. 審査委員(五十音順、敬称略)
- 5. 選考方法
- 自薦・他薦による公募および審査委員からの推薦に基づいて、審査委員会において審議・決定した(1月24日)。
- 6. 第15回受賞者 5名(五十音順)
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石井徹哉(いしいてつや)氏
[国立大学法人千葉大学 副学長]
表彰理由:2014年の千葉大学CISO就任以来、CISOの権限の実質化と部局長の責任の明確化及び強化を図るとともに外部人材を登用してCSIRT体制の大幅に強化したことに加え、実運用しているシステムを対象とした在学生向けのセキュリティコンテスト開催等の特色ある取り組みが、文部科学省関係機関等最高情報セキュリティ責任者会議において積極的かつ優れた事例として関係機関に共有される等、制度的高等教育機関および研究機関である大学特有の環境下において精力的にリーダーシップを発揮し、先駆け的な存在として、全国の最高学府他諸機関のセキュリティ水準の向上に多大な貢献をされたこと。市原敬(いちはらたかし)氏
[神奈川県総務局ICT推進部情報システム課課長]
表彰理由:1986年の神奈川県庁入庁以降、現在まで一貫して情報システム関連の業務に携わり、近年では、複数の政令指定都市を抱える大規模県において県内統一の情報セキュリティ対策を実現するため、情報システム全体の強靭化対策を自治体情報セキュリティクラウドの機能へ統合し、高度で高機能な情報セキュリティ対策を市町村が負担なく利用できる仕組みを実現することにより、全国的にも最先端の自治体情報セキュリティクラウドを構築・運用し、その取り組みが他の地方公共団体や民間企業等からも高く評価される等、長年にわたり地方公共団体の情報化と情報セキュリティ水準の向上に多大な貢献をされたこと。金野千里(こんのちさと)氏
[独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター専門委員]
表彰理由:日立製作所において同社および同社グループ企業のセキュリティソリューションの整理・体系化に尽力し、同社のセキュリティ事業を牽引されたことに加え、2010年以降は、IPAセキュリティセンターにおいて、J-CSIPおよびJ-CRATの設立を始めとする標的型攻撃対策、脆弱性対策、CSSCの設立や認証制度の構築を始めとする制御システムセキュリティ対策の支援、スマートメーターおよび電力/ガス業界制御システム基準検討・制定委員会等への参画等、情報セキュリティに関する政策および制度設計支援に幅広く寄与され、社会全体の情報セキュリティ水準の向上に多大な貢献をされたこと。中島明日香(なかじまあすか)氏
[NTTセキュアプラットフォーム研究所 研究員]
表彰理由:NTTセキュアプラットフォーム研究所において脆弱性発見・対策技術の研究開発に従事するトップレベルのサイバーセキュリティ研究者である一方、技術的な内容を平易に解説し大きな反響を呼んだ一般向けセキュリティ入門書の執筆や、日本初となる女性セキュリティ技術者団体「CTF for GIRLS」を発起人として設立・運営されていることに加え、2018年には情報セキュリティ分野における世界最大級の国際会議Black Hat AsiaのRegional Review Boardに就任される等、国内外で幅広くサイバーセキュリティに関する啓発、コミュニティ活動を継続され、情報セキュリティ人財の新しいロールモデルの提示に多大な貢献をされたこと。守本正宏(もりもとまさひろ)氏
[株式会社FRONTEO 代表取締役社長]
表彰理由:2003年の株式会社UBIC(現FRONTEO)設立以来、訴訟支援ビジネス分野で唯一の日本並びに米国の上場企業としてグローバル訴訟を支援し続け、AI技術に基づく独自のPredictive Coding技術の開発・実用化に成功し、世界初のアジア言語解析ディスカバリ支援ツールを独自に開発したことにより、米国ガートナー社の2012年マジック・クアドランドeディスカバリ部門において「ヴィジョナリー」に選出された他、データサイエンティストの育成支援や、デジタル・フォレンジック研究会へ設立時より理事として参画される等、情報セキュリティの最重要分野の一つであるデジタル・フォレンジック技術の普及・促進に多大な貢献をされたこと。 - 7. 表彰式および講演会日時・会場
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【日時】2019年3月6日(水) 12:40~14:50
・主催者挨拶 後藤厚宏(情報セキュリティ大学院大学長)
・表彰式
・受賞記念講演会(パネル討論) コーディネーター:日本経済新聞社 関口和一氏
テーマ「Society 5.0とその先へ~多様化するセキュリティ人財とロールモデルを考える(仮)」【会場】東京ビッグサイトSECURITY SHOW会場内
「セキュリティソリューション ステージ」(東京都江東区有明3-10-1)
※SECURITY SHOW 2019(主催:日本経済新聞社)プログラム内で開催
(1) | 自治体、企業、団体等で、CISO(Chief Information Security Officer)等として情報セキュリティに関し経営的な視点から先導的役割を果たされた個人、または |
(2) | 情報セキュリティに関わる学術・法制度の研究、啓発・普及、あるいは人材育成などの面で社会的意義の高い貢献をされた学識経験者等 |
相澤 清晴 | 文部科学省 科学官(東京大学大学院情報理工学系研究科教授) |
泉 宏哉 | 総務省 大臣官房審議官(国際技術、サイバーセキュリティ担当) |
大木 榮二郎 | 日本セキュリティ・マネジメント学会 会長 |
大谷 和子 | 株式会社日本総合研究所 法務部長 |
後藤 厚宏 | 情報セキュリティ大学院大学 学長 |
佐々木 浩 | 総務省 大臣官房地域力創造審議官 |
佐々木 良一 | 東京電機大学 総合研究所特命教授・サイバーセキュリティ研究所長 |
関口 和一 | 日本経済新聞社 編集委員 |
徳田 英幸 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 理事長 |
富田 達夫 | 独立行政法人情報処理推進機構 理事長 |
藤野 公之 | 前・文部科学省 大臣官房 サイバーセキュリティ・政策立案総括審議官 |
三角 育生 | 経済産業省 大臣官房 サイバーセキュリティ・情報化審議官 |
山内 智生 | 内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター 副センター長・内閣審議官 |
情報セキュリティ大学院大学事務局(担当:三浦)
- TEL : 045-311-7784 (代表)
- FAX : 045-311-6871
- E-mail : iisec AT iwasaki . ac . jp