在学生インタビュー

川島 なつ美 さん

電波天文学の研究に必要な暗号と情報についての専門知識をここで身につけたい。

より専門的な研究のために暗号と情報の取り扱いを学ぶ

大学で専攻していた電波天文学は、宇宙から届く電波を通じて、天体の性質や起こった出来事などを調べる学問。しかし届いた電波は微弱で、多くはノイズが混入しているため、暗号化の手法を利用したデータ解析が必要になります。私はより専門的に研究を進めるには、そうした暗号と情報に関する専門知識を身につける必要があると考え、この大学院を選びました。

聞けば分かるまで教えてくれる先生に大学時代との違いを実感

とはいえ暗号や情報は初めて学ぶので、分からないことだらけ。指導教授の有田先生に講義の疑問点を尋ねたり、どういう研究テーマが可能かヒアリングするなど、少人数で接する機会も多いですね。自分から積極的に質問すれば、納得するまで教えてくれるきめ細かさは、大学時代との違いを実感。今のところ、RSA暗号を中心に研究する予定です。また辻井学長の講義では受講生のリクエストでテーマが決まる科目もあり、希望に応えようという姿勢が感じられます。さまざまなテーマで講義ができる知識の幅広さにも感動しますね。

社会人の在学生の話を聞くことで自分の社会勉強にもなる

在学生が主体になって進む講義やゼミのスタイルも大学院ならでは。同級生は仕事を持った社会人が中心なので、話をしているだけで会社や仕事のことが分かり、大学から直接入学した私にはいい社会勉強にもなりそうです(笑)。

川島 なつ美 さん
法政大学工学部システム制御工学科卒
2005年4月入学
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