サイバーセキュリティとガバナンスコース

サイバーセキュリティとガバナンスコース

サイバーセキュリティとガバナンスコース
(Cyber Security & Governance)

セキュリティに関する技術と法制度の両方に精通したスペシャリストへ

コース概要

本コースでは、サイバー攻撃の検知・分析・防御技術、脅威情報の収集分析技術などのセキュリティ技術と、個人情報保護法、不正アクセス禁止法、電子署名法などの法制度の両方に精通した人材を育成します。そのために、本コースではデジタル・フォレンジックやネットワーク・セキュリティなど、サイバーセキュリティの先端技術とともに、実社会におけるサイバー攻撃対処 で必要となるセキュリティ関連法制や国際動向などの知識を習得することにより、総合的な対処能力を身につけます。

研究キーワード

インシデント対応、SOC/CSIRT運用、フォレンジックとマルウェア分析、 攻撃検知と防御、サイバーセキュリティ基本法、プライバシー保護、個人情報保護法、不正アクセス禁止法、電子署名法、国際法 他

修士論文イメージ

実世界で起きている問題を調査・分析し、その解決策を提案、評価して、学術論文にまとめます。技術に重点を置く場合は、実験評価システムを使った脆弱性やマルウェアの実データの分析や、新たな解析ツールの開発評価の結果を論文にまとめます。法制度や社会フレームワークに重点を置く場合は、各自の関心に合わせてセキュリティに関する事例や判例・学説などを調査し、先行研究や問題点に対する考察を加えて具体的に課題を解決する提言を行います。

コースリーダーからのメッセージ

村上 康二郎 教授
サイバーセキュリティの確保は、個人の社会生活、産業や行政機関にとって必須です。攻撃の検知・分析・対処技術やデジタル・フォレンジックなどの先端技術とともに、セキュリティに関する法制度や国際的な状況など、幅広い知識が求められています。 本コースでは、弁護士、公務員の方や、企業の法務部門・経営部門でセキュリティを担う方、コンサルティング会社でセキュリティのコンサルティングを担う方、CSIRTなどのアナリストを目指したい方をお待ちしています。

コース概要に戻る