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2025年1月21日
第21回「情報セキュリティ文化賞」受賞者を決定いたしました
第21回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定。
NEC特別顧問/経団連副会長 遠藤信博氏ほか4名。
3月7日(金) SECURITY SHOW 2025にて表彰式と受賞記念講演。
情報セキュリティ大学院大学(学長:後藤厚宏 所在地:横浜市神奈川区鶴屋町)は、第21回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者5名を決定いたしました。
情報セキュリティ文化賞は、わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、本学が2005年2月に制定したものです。本事業を継続することによって、情報セキュリティ文化についての関心を喚起し、わが国の生活・経済・産業基盤を支える自治体や企業など様々な組織の中で中核となりうる有為な情報セキュリティ人材の育成に繋げていくことを企図しております。
来る3月7日(金)、東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOW 2025(主催:日本経済新聞社)のプログラムの一環として、表彰式と受賞者の方々らによる記念講演が14時00分より行われ、受賞者には表彰状と記念のトロフィーが授与されます。
概要は以下のとおりです。
第21回情報セキュリティ文化賞実施要領
- 1. 名称
- 第21回情報セキュリティ文化賞
- 2. 運営
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主催 情報セキュリティ大学院大学
協力 日本経済新聞社
後援 総務省、文部科学省、経済産業省(予定) - 3. 表彰対象
- 4. 審査委員(五十音順、敬称略)
- 5. 選考方法
- 自薦・他薦による公募および審査委員からの推薦に基づいて、審査委員会において審議・決定した(12月6日)。
- 6. 第21回情報セキュリティ文化賞受賞者 5名(五十音順)
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遠藤信博(えんどうのぶひろ)氏
[日本電気株式会社 特別顧問 / 一般社団法人日本経済団体連合会 副会長]
表彰理由: IPA産業サイバーセキュリティセンターのセンター長を6年にわたり務め、卓越したリーダーシップにより国内外におけるサイバーセキュリティ体制の強化を推進し、我が国の社会インフラ・産業基盤へのサイバーセキュリティリスクに対応する人材・組織・システム・技術の創出に貢献された他、経団連サイバーセキュリティ委員会委員長、サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)会長、「サイバーセキュリティ戦略本部」本部員、「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」構成員等として、国家全体のサイバーセキュリティ施策の推進に大きく寄与されたこと。新保史生(しんぽふみお)氏
[慶應義塾大学 総合政策学部 教授]
表彰理由: 情報法、情報セキュリティ政策、AI・ロボット法など、テクノロジーの進化に伴う新たな法的・社会的課題に焦点を当てた研究をリードし、高い先見性で「ロボット法新8原則」、「日本版AIシステム適合性評価制度」設置構想等を提唱されていることに加え、個人情報保護やプライバシーに関する政府の各種委員会や審議会のメンバーとして政策立案にも寄与され、AIガバナンスの実効性向上、国際標準化への対応、経済安全保障の観点からのAI規制など、多角的な視点から我が国の情報セキュリティおよびAI政策の方向性に需要な示唆を与え、これらの分野の発展に幅広く貢献されていること。曽根秀昭(そねひであき)氏
[東北大学 データシナジー創生機構 特任教授(研究)]
表彰理由: 専門領域である電磁波計測の応用としてサイドチャネル攻撃などのハードウェアセキュリティ研究を先導し重要な成果をあげられていることに加え、大学の情報セキュリティ対策のサンプル規程集の策定や情報セキュリティ教育用教材開発に主導的な役割を果たされ、また、文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」第2期のセキュリティ分野連携大学代表組織のリーダーとして同プロジェクトをけん引するなど、高等教育分野における情報セキュリティ対策・人材育成に広く貢献されている他、宮城県サイバーセキュリティ協議会会長等として、東北地区のセキュリティレベルの向上に長年にわたり寄与されていること。高木剛(たかぎつよし)氏
竹迫良範(たけさこよしのり)氏
[東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授]
表彰理由: 暗号技術に関して、数学的に安全性を証明する安全性証明技術やシステムに実装する際に消費電力や計算時間から類推して解読されることを防ぐ安全性実装技術などの研究を長年にわたり精力的に実施して顕著な成果をあげられていることに加え、CRYPTREC構成員および同暗号技術評価委員会委員長として、公開鍵暗号を始めとする電子政府推奨暗号の安全性評価や、次世代暗号である耐量子計算機暗号に関するCRYPTREC暗号技術ガイドラインの策定など、暗号技術の安全性確保への幅広い寄与により、我が国のセキュリティレベルの向上に多大な貢献をされていること。
[株式会社リクルート アドバンスドテクノロジーラボ 所長]
表彰理由: SECCON実行委員長を初代から7年間にわたって務め、日本にCTF(Capture The Flag)文化を根付かせ、多数の若手をセキュリティ業界に惹きつけることに大きく寄与されたことに加え、経済産業省のU-20プログラミング・コンテスト実行委員、IPAの未踏IT人材発掘・育成事業のプロジェクトマネージャー、NICTのSecHack365のトレーナー等、長年にわたりセキュリティ分野およびIT分野における数々の若手人材発掘・育成プロジェクトに参画している他、複数の高専で教員として教育活動に取り組む等、我が国のセキュリティ人材育成とセキュリティ文化の向上に多大な貢献をされていること。 - 7. 表彰式および講演会日時・会場
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【日時】2025年3月7日(金) 14:00~15:40
・主催者挨拶 後藤厚宏(情報セキュリティ大学院大学長)
・表彰式
・受賞記念講演会(パネル討論)コーディネーター:MM総研 代表取締役所長 関口和一氏
テーマ「AIの進化と情報セキュリティ~産業競争力の源泉と求められる人材像~」【会場】東京ビッグサイト 東7ホール 会場内ステージ(東京都江東区有明3-11-1)
およびオンライン会場
※SECURITY SHOW 2025(主催:日本経済新聞社)プログラム内で開催
(1) | 自治体、企業、団体等で、CISO(Chief Information Security Officer)等として情報セキュリティに関し経営的な視点から先導的役割を果たされた個人、または |
(2) | 情報セキュリティに関わる学術・法制度の研究、啓発・普及、あるいは人材育成などの面で社会的意義の高い貢献をされた学識経験者等 |
大谷 和子 | 株式会社日本総合研究所 法務部長 |
奥家 敏和 | 経済産業省 商務情報政策局 審議官(商務情報政策局担当) |
黒橋 禎夫 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所 所長 |
後藤 厚宏 | 情報セキュリティ大学院大学 学長 |
近藤 玲子 | 総務省 大臣官房審議官(国際技術、サイバーセキュリティ担当) |
齊藤 裕 | 独立行政法人 情報処理推進機構 理事長 |
佐々木 良一 | 東京電機大学 名誉教授 兼 同大学サイバーセキュリティ研究所 客員教授 |
関口 和一 | 株式会社MM総研 代表取締役所長 |
徳田 英幸 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 理事長 |
中溝 和孝 | 内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター 副センター長・内閣審議官 |
新田 一郎 | 総務省 大臣官房審議官(地方行政・個人番号制度、地方公務員制度、選挙担当) |
原田 達也 | 文部科学省 科学官(東京大学 先端科学技術研究センター) |
情報セキュリティ大学院大学事務局(担当:三浦)
- TEL : 045-311-7784 (代表)
- FAX : 045-311-6871
- E-mail : iisec AT iwasaki . ac . jp
- ウェブサイト : https://www.iisec.ac.jp/