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2026年1月20日
第22回「情報セキュリティ文化賞」受賞者を決定いたしました
第22回「情報セキュリティ文化賞」受賞者決定。
日本マイクロソフト 垣内由梨香氏ほか4名。
3月6日(金) SECURITY SHOW 2026にて表彰式と受賞記念講演。
情報セキュリティ大学院大学(学長:桑名栄二 所在地:横浜市神奈川区鶴屋町)は、第22回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者5名を決定いたしました。
情報セキュリティ文化賞は、わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、本学が2005年2月に制定したものです。本事業を継続することによって、情報セキュリティ文化についての関心を喚起し、わが国の生活・経済・産業基盤を支える自治体や企業など様々な組織の中で中核となりうる有為な情報セキュリティ人材の育成に繋げていくことを企図しております。
来る3月6日(金)、東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOW 2026(主催:日本経済新聞社)のプログラムの一環として、表彰式と受賞者の方々らによる記念講演が14時00分より行われ、受賞者には表彰状と記念のトロフィーが授与されます。
なお、本賞の制定と個人情報保護法の全面施行から20年が経過し、サイバー対処能力強化法及び同整備法の成立・公布という、わが国の情報セキュリティ文化の成熟にも関連する一つの契機を迎えたことを記念し、インターネットおよびセキュリティ分野の発展において、産学官公におよぶ多大な影響と広範なリーダーシップを発揮してこられた村井純氏へ「情報セキュリティ文化賞特別賞」を授与することを決定いたしました。
概要は以下のとおりです。
第22回情報セキュリティ文化賞実施要領
- 1. 名称
- 第22回情報セキュリティ文化賞
- 2. 運営
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主催 情報セキュリティ大学院大学
協力 日本経済新聞社
後援 総務省、文部科学省、経済産業省 - 3. 表彰対象
- 4. 審査委員(五十音順、敬称略)
- 5. 選考方法
- 自薦・他薦による公募および審査委員からの推薦に基づいて、審査委員会において審議・決定した(12月1日)。
- 6. 第22回情報セキュリティ文化賞受賞者 5名(五十音順)
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伊東寛(いとうひろし)氏
[国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主席研究員]
表彰理由: 陸上自衛隊においてシステム防護隊初代隊長を務め国防のサイバー防衛基盤を築かれた後、複数のセキュリティ企業での実務・研究を通じ民間の対策普及に尽力されたことに加え、経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官在職時にはIPAのサイバーセキュリティ中核人材育成プログラム創設を通じて高度人材育成基盤整備に寄与し、現在は、NICTの副CISO兼副CIOとして組織のセキュリティ改善を推進されている他、サイバー防衛シンポジウム熱海の運営や研究会活動、啓発活動等を通じて産学官を結び、我が国の情報セキュリティ文化の形成・発展に多大な貢献をされたこと。垣内由梨香(かきうちゆりか)氏
[日本マイクロソフト株式会社 カスタマープロテクションチーム リスクマネージャー]
表彰理由: 日本マイクロソフトにおいて、日本語環境特有の脆弱性対策やIPA・JPCERT/CC等との連携による地域特化型セキュリティ対策等を始めグローバル企業の中でも稀有な取り組みを通じて国内外のセキュリティ体制の強化に寄与されていることに加え、CRYPTREC、情報処理技術者試験委員会、ISC2 Japan Chapter WG等の委員等の他、JNSA教育部会 情報セキュリティ教育実証WGリーダーとして大学・高専・中小企業向け教材開発や講師育成等を推進して産学官をつなぐ活動にも尽力され、教育・社会包摂・政策連携といった情報セキュリティ文化の根幹を支える活動の実践により多大な貢献をされたこと。古川佳和(ふるかわよしかず)氏
[大阪商工会議所経営情報センター次長(所内情報化担当 兼 経営情報担当)]
表彰理由: 大阪商工会議所において長年にわたり中小企業の情報化支援とサイバーセキュリティ対策推進による経営力強化に尽力され、近年では、大学および大手損害保険会社との連携による実証実験での調査対象30社全てへのサイバー攻撃観測という問題提起が、経産省/IPAの「サイバーセキュリティお助け隊サービス」設立を促し、安価で現実的なセキュリティ対策を中小企業に提供する仕組みの構築に寄与されているほか、地域の商工会議所ネットワークを活用し、全国の中小企業に対してセキュリティ意識の向上を図る活動を展開するなど、情報セキュリティ文化の社会実装に多大な貢献をされたこと。古田朋司(ふるたともじ)氏
[一般社団法人 日本自動車工業会 総合政策委員会 ICT部会サイバーセキュリティ分科会長 / トヨタ自動車株式会社 情報セキュリティ・トラスト部 主査 セキュリティエバンジェリスト]
表彰理由: トヨタ自動車株式会社においてグローバルな視点からサイバーセキュリティ戦略を構築し、特にサプライチェーン全体の対策強化に注力して、取引先との信頼関係構築に資する枠組みの整備を推進されたことに加え、一般社団法人日本自動車工業会総合政策委員会ICT部会サイバーセキュリティ分科会会長としてガイドライン策定や人材育成・啓発を主導される一方、経済産業省の産業サイバーセキュリティ研究会に参画して評価基準や制度設計にも寄与されるなど、官民を架橋する協働にも精力的に取り組まれ、わが国の産業界全体のセキュリティ意識と実践の向上に大きく貢献されたこと。森達哉(もりたつや)氏
[早稲田大学 理工学術院 教授]
表彰理由: NTT研究所にてネットワークおよび情報セキュリティの研究開発に従事され、早稲田大学教授着任後は、幅広いレイヤーでの研究課題に取り組まれ、AI・自動運転・ロボティクス等の新興技術領域にも積極的に踏み込み、攻撃者視点の「オフェンシブセキュリティ」手法を国際的に牽引し、国内外の学会での多数の表彰等を含む顕著な成果創出を継続されていることに加え、情報処理学会CSEC主査等を始め我が国の学術基盤の発展に尽力される一方、NISCの研究開発戦略専門調査会主査等として政策面にも寄与されるなど、情報セキュリティ分野における研究・教育と社会実装に多大な貢献をされていること。第22回記念「情報セキュリティ文化賞特別賞」受賞者
村井純(むらいじゅん)氏
[慶應義塾大学特別特区特任教授/慶應義塾大学名誉教授]
表彰理由: わが国のインターネットおよびセキュリティ分野の発展において、長年にわたり、産学官公におよぶ多大な影響と広範なリーダーシップを発揮され、健全な情報社会の実現のための先導的な役割を担い、情報セキュリティ文化の醸成に多大な貢献をされていること。 - 7. 表彰式および講演会日時・会場
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【日時】2026年3月6日(金) 14:00~15:40
・主催者挨拶 桑名栄二(情報セキュリティ大学院大学長)
・表彰式
・受賞記念講演会(パネル討論)コーディネーター:日本経済新聞社 編集委員 須藤龍也氏
テーマ「進化するサイバー攻撃 VSセキュリティ集合知~サプライチェーンレジリエンス強化と産学官連携~(仮)」【会場】東京ビッグサイト 東7ホール 会場内ステージ(東京都江東区有明3-11-1)
※SECURITY SHOW 2026(主催:日本経済新聞社)プログラム内で開催
| (1) | 自治体、企業、団体等で、CISO(Chief Information Security Officer)等として情報セキュリティに関し経営的な視点から先導的役割を果たされた個人、または |
| (2) | 情報セキュリティに関わる学術・法制度の研究、啓発・普及、あるいは人材育成などの面で社会的意義の高い貢献をされた学識経験者等 |
| 赤阪 晋介 | 総務省 大臣官房 サイバーセキュリティ・情報化審議官 |
| 大谷 和子 | 株式会社日本総合研究所 法務部長 |
| 奥家 敏和 | 経済産業省 商務情報政策局 審議官(商務情報政策局担当) |
| 黒橋 禎夫 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所 所長 |
| 桑名 栄二 | 情報セキュリティ大学院大学 学長 |
| 齊藤 裕 | 独立行政法人 情報処理推進機構 理事長 |
| 坂越 健一 | 総務省 大臣官房審議官 (地方行政・個人番号制度、地方公務員制度、選挙担当) |
| 佐々木 良一 | 東京電機大学 名誉教授 兼 同大学サイバーセキュリティ研究所 客員教授 |
| 関口 和一 | 株式会社MM総研 代表取締役所長 |
| 徳田 英幸 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 理事長 |
| 中溝 和孝 | 内閣官房 国家サイバー統括室 内閣審議官 |
| 原田 達也 | 文部科学省 科学官(東京大学 先端科学技術研究センター 教授) |
| 村上 明子 | AIセーフティ・インスティテュート 所長 |
情報セキュリティ大学院大学事務局(担当:筧・三浦)
- TEL : 045-311-7784 (代表)
- E-mail : iisec AT iwasaki . ac . jp
- ウェブサイト : https://www.iisec.ac.jp/