在学生インタビュー ABOUT
セキュリティと個人情報保護の観点が重要となる医療情報の利活用に対し
EUの法制度との比較研究を解決策の一助に。
セキュリティリスクの観点を自社経営の参考に
私は人材育成のための研修会社を2015年に創業し、一般企業向け、医療機関・医療大学向けなど、各種の研修コンテンツを提供しています。そうした中で現在のメディアリテラシー教育への知見を広げたいと考え、科目等履修生としてIISECに入学。「セキュリティ経営とガバナンス」などの科目で、以前取得したMBAではセキュリティリスクまでマネジメントできないと気づき、自社の経営方針と整合性のあるセキュリティ対策を考えるため、正科生として博士前期課程に入学しました。IISECにはセキュリティ業界や官公庁で働く在学生も多く、当社のビジネス領域を越えて人脈が広がるなど素晴らしい学びの場だと感じています。
多様なステークホルダーに対する「落とし所」を模索
授業は「セキュリティの法律実務」や「ネットワーク設計とセキュリティ運用」など文理を問わず履修でき、文系出身の私でも技術系の科目を学べる機会が多いのも魅力です。私は医療業界とも関係が深く、研究テーマは「医療情報の利活用と個人情報保護に関する法的課題」に設定。医療分野の研究開発などのためにデータ収集と利活用を促す「次世代医療基盤法」が施行、改正されるも、なかなか医療DXは進まず、現場の負担も軽減されないことを喫緊の課題と捉えていました。入学後、所属する研究室の村上先生に相談したところ、EUのEHDS(欧州ヘルスデータスペース)などの参考例を示唆いただき、日本の現行制度の課題分析とEHDSとの比較検討から、多様なステークホルダーが納得できる形で医療情報の利活用のあり方を模索しています。
IISECなら業務で活用できる力が身につく
IISECはセキュリティについて多方面から学べ、各界のスペシャリストを講師に招く特別講義では、その方が第一線で得た経験を非常に興味深く聞くことができます。すでに自身の業務でも「SNSからの情報漏洩対策」などのテーマで、インシデントへの初期対応を理解してクライアントごとにアドバイスできるなど、IISECでの経験が役立っています。オンラインやオンデマンドで受講できる科目も増え、働く社会人がさらに学びやすい環境になりました。最初は科目等履修生からでも構いません。まず一歩踏み出してください。
HIRASE Nobue
博士前期課程1年
株式会社インプレッションズ代表取締役
(2025年10月入学)