学長挨拶

明日の信頼を創る
情報セキュリティ人材を育成します

「情報」は、私たちの快適な生活や豊な経済を支える上で欠くことのできない糧であり、その情報を守る・情報を活用し続けるための「情報セキュリティ」の重要性は高まる一方です。特に、この数年、特定の企業・組織を狙った標的型攻撃や、フィッシング、情報の漏えい、国間のサイバー攻撃など、様々な問題が社会を揺るがしており、これらの問題を解決し、情報セキュリティを確保できる人材の育成が、我が国のみならず国際社会においても最重要課題になっています。

本学は、2004年開学し、新しい学問の体系化と専門家の育成を旗印に、情報セキュリティ専門の大学院大学として教育と研究に携わってきました。その結果、暗号、ネットワーク、システム技術、組織のマネジメント、さらに情報セキュリティに関わる法制や倫理までを包含する、世界に自負できる情報セキュリティの学術体系を作りあげています。さらに、情報セキュリティを取り巻く変化に応じ、日々様々な改良をおこなっております。

開学以降、文部科学省から「研究と実務融合による高度情報セキュリティ人材育成プログラム(ISSスクエア)」や、「分野・地域を超えた実践的情報教育協働ネットワーク(enPiT)」の助成を頂いて、専門知識と実務能力を兼ね備えるためのプログラムを強化してきました。また、多くの企業・官公庁と密な連携を構築し、共同研究プロジェクトや定期的な情報セキュリティ公開ワークショップの開催など、地域社会や産業界との連携強化に努めております。

2016年度末までに、修士339名、博士30名の修了生が巣立ち、情報セキュリティの専門家として、産業界・官公庁で重要な役割を担っています。本学にとって一番の成果は、同窓生同士が強力なネットワークを作りながら、社会全体の情報セキュリティ確保に貢献できていることです。今後は留学生も増え、本学の同窓生ネットワークの貢献が国際的にも広がるようになると期待しています。

学長