イベント情報 | 情報セキュリティ大学院大学

イベント情報

日時:2018年8月9日(木)

情報セキュリティ数理科学講座「サマー・クリプト」のお知らせ

本講座「サマー・クリプト」では、暗号理論等、最新の情報セキュリティ数理科学の動向から3つのトピックを選択し、本学専任教員が初学者にもなるべくわかりやすく解説します。学生の方々限定で、最新トピックを無料で勉強することができます。ぜひご参加ください。
(前提:高校数学全般に対する理解とモジュロ演算や行列など大学教養レベルの代数学の初歩、あるいはそれらの知識不足を補うイマジネーション。)

実施概要
日時2018年8月9日(木) 13:00-15:50
対象者高校生・高専生・専門学校生・大学生・大学院生
受講料無料
定員20名(先着順)
会場 情報セキュリティ大学院大学
(横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分)
講義概要

■13:00-13:50
講  師:有田 正剛(本学教授)
タイトル:「マルチパーティプロトコルの動向」
概  要: マルチパーティプロトコルを用いれば、互いに信頼しない複数のパーティ間で、各自の入力x_iを秘密にしつつ、 共同で一つの関数 y1,y2,...,yn ← f(x1,x2,...,xn) を計算することができます。昨今、マルチパーティプロトコルの 高速化には目を見張るものがあり、いよいよ実用フェーズに到達しています。また、ブロックチェーンと結合する ことで、暗号技術だけでは実現不可能だった公平性も達成でき、ZcashやEnigmaなどの暗号通貨においてスマートコントラクト として花開こうとしています。この講座では、このようなマルチパーティプロトコルの動向について紹介します。

■14:00-14:50
講  師:土井 洋(本学教授)
タイトル:「プライバシ保護を実現可能な電子署名」
概  要: 電子署名は文書に対する電子的な署名(または押印)に相当する技術です。 文書に対する署名が誰により生成されたかを、更に署名生成後に文書の改ざんが行われていないことも 検証できる技術です。しかし、プライバシ保護の観点から「誰により生成されたか」を検証できないように する研究も行われており、最近一部のアプリケーションで使われています。この講座では、プライバシ保護を 実現可能な電子署名についてわかりやすく解説します。

■15:00-15:50
講  師:大塚 玲(本学教授)
タイトル:「ブロックチェーンの原理と安全性」
概  要: 暗号通貨で話題のブロックチェーンについて.その原理を分かりやすく解説します. ブロックチェーンは,投入した計算量に応じて暗号学的に定められた確率で公平に 採掘に成功する抽選システム(Proof of Work)と,各自が通貨発行益の配分を 求めて,自律分散的に採掘対象のブロックチェーンを選別する行動を起こすことに より,自然に世界で一本のブロックチェーンに収斂するという合意形成システムを 組み合わせた巧妙な仕組みの上に成り立っています.こうしたブロックチェーンの 原理と,安全性の考え方についての最新動向を分かりやすく解説します.

申込み方法

【情報セキュリティ数理科学講座「サマー・クリプト」申込み】フォームより必要事項を入力の上、お申込みください。

また、FAX・お電話でのお申込みの場合は「氏名・連絡先電話番号・E-mailアドレス・学校名・学年」をお伝えください。

※申込み締め切り : 8月8日(水) 17時まで

お問い合わせ先

情報セキュリティ大学院大学 事務局

  • TEL : 045-311-7784
  • FAX : 045-311-6871
  • E-mail : iisec AT iwasaki . ac . jp